小池都知事、急速な感染拡大について言及 コロナとの戦いは「新たなフェーズに…」
小池都知事、急増する感染状況に言及。今後はオミクロン株が主流になる可能性も…。
2022/01/07 15:30
7日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。急速な増加をみせる新型コロナウイルスの感染状況について言及した。
■かつてないスピードでの増加
会見冒頭、新型コロナウイルスの感染状況に触れた小池都知事。12月30日に発表された東京都の新規感染者数の7日間平均が約49人に対して、6日の感染者は641名(7日間平均で約218人)と大幅な増加を見せている。
この状況に、「かつてないスピードでの増加ということは、皆さんも非常に驚きとともに感じられたと思います」と語った。
■強い危機感をあらわに
オミクロン株による市中感染も急激に増加しており、直近7日間(12月30日~1月5日)のオミクロン株疑い患者の割合は59.9%となっている。専門家は、アルファ株やデルタ株よりも早いスピードで置き換わりが進み、オミクロン株が感染の主体となる可能性もあると発言する。
そんな状況について小池都知事は、「コロナとの戦いですが、新たなフェーズに入ったという認識を持って進めていかなければなりません」と、強い危機感をあらわにした。