土屋太鳳主演ドラマ『優しい音楽』 「人の絆の温かさ、音楽の力とともに感じて」
土屋太鳳、仲村トオルらメインキャストがオンライン会見に登壇。撮影の裏側を語る。
1月7日夜8時から放送される新春ドラマスペシャル『優しい音楽』(テレビ東京)のオンライン記者会見が実施された。登壇したのは主演の土屋太鳳、共演の永山絢斗、仲村トオル、監督の若松節朗氏、テレビ東京アナウンサーの片渕茜氏の5名だ。
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■ピアノのシーンへのこだわり
―――撮影にあたってこだわったことはありますか。
土屋:こだわったことと言えば、「優しい音楽」っていうタイトルなので、音楽を撮る場面というのは、丁寧に撮っていただいたなと感じていて。
ただピアノって持ち運べないんですよね、大きくて。なので撮影中とかも本当は練習したいんだけどできないっていう時に、母が鍵盤だけのちょっとだけ分厚い、持ち運び(用のピアノ)を買ってくれて、車の中で弾いたとかして。
ピアノのシーンはちょっとプレッシャーがあったんですけれども、心の中ですごく大切にこだわった部分かなと思います。習ったことはないんですけど家にピアノがあって、それを小さい頃から弾いていたので、なんとなく鍵盤の感じはありました。
永山:僕もフルートを今回演奏する役だったんですけど、なかなか自分の人生でフルートを持つとは思ってなかったので、すごく難しい楽器でしたけど、なんかすごくフルートの美しさというか音の良さっていうのを知れたというのはすごくいいお土産になりましたね。
そんなやっぱりすぐにつけるもんじゃないですよ! すっごく練習しました本当に。音を鳴らすだけで難しかったんです。
仲村:僕はギターを担当いたしました。多分15歳ぐらいの頃に、触って数分で才能がないなと思って。
それ以来な感じでしたけど多分…いやぁ今までごく一部のミュージシャンの方々に対して、「チャラチャラしやがって」みたいな感情を持ったことが全くなかったわけではないんですけど、これからは全ギタリストの方を尊敬しようと思うぐらい、きっと皆さん本当に努力と練習に費やした時間で、切れてしまった指先みたいなことで、あのレベルに行っているんだろうなというのを、スッゴイ低いところからすごく高いところを見上げて思い知ったような感覚でした。
■ご褒美のような気持ちで二役を
―――永山さんは二役演じられていらっしゃるということですけれども、そのあたりの役作りも難しかったのかなと思いますが?
永山:そうですね…わりと対比した役だったのかなっていう印象はあるんですけど。ご褒美のような気持ちでもう一役の方はやらせていただきました。
―――衣装の提案なんかもされたと伺ったんですが。
永山:やっぱり想像することしかできないんですけど、どういうものを着ているのかなっていうのを思ったときに…言えないようなことがちょっと多いんですけど…衣装合わせのときにそれを持っていって、提案させてもらったっていう形ですね。監督も乗っていただいて。
若松:あれほぼ自分のものだったんだよね?
永山:そうですね。同じものを長く使っている訳なのかなと思いまして、提案させてもらいました。