11歳の少年が1日に2人もの命を救い表彰 「動画サイトが役立った」

小学生の少年が、命の危機に面した同級生と近所の女性を救出。救出方法は「Youtubeで観た」と語り…。

パソコンを観る男の子

学校で窒息しかけた友達を救い、火災発生現場では障害のある女性に寄り添った小学生。正義感あふれる6年生の男の子について、『People』などアメリカのメディアが報じた。


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■友達が窒息寸前に

12月9日のこと、アメリカ・オクラホマ州の小学6年生ダヴィオン・ジョンソンくん(11)の友達が、いきなり学校で苦しみ始めた。友達は水筒のフタを口で外そうとし成功したのだが、そのフタが喉を直撃し詰まってしまい、息ができなくなっていたのだ。

その状況を一瞬で理解したダヴィオンくんは、すかさず応急処置を開始。見事にフタの除去に成功し、友達の命を救った。

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■応急処置の方法は動画で習得

このレスキューについて語ったダヴィオンくんは、「両腕を友達の体に巻きつけて、ゲップをさせるように力を入れたのです」とコメント。この喉に詰まった異物を除去する応急処置はハイムリック法というが、過去にYouTubeを観て覚えたのだと明かした。

その知識を実際に生かすことに成功したダヴィオンくんには、「いつの日か救急救命士になりたい」という夢があるのだという。

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