「苦しむ姿を見たくない」 白血病で余命わずかの妻を夫が殺害し自殺未遂
愛する妻だからこそ、夫は病で苦しい思いをさせたくはなかったようだ。
■妻と死にたいと考えるように…
もう先は長くはないと知ったジャニスさんも悩み、「安らかに死にたい」とデヴィッドさんに本音をもらすようになった。
苦悩したデヴィッドさんは、「妻を殺して僕も死のう」と決意。自宅の椅子に腰掛けていたジャニスさんの口と鼻をふさぎ、窒息死させた。デヴィッドさんはその直後に家族にメッセージを送り、全てを告白。大量に薬を飲んで自殺を試みたが、死にきれなかった。
■夫に同情の声も
8日、デヴィッドさんは救急搬送され入院することに。駆けつけた警察にすべてを明かし、「僕も後を追うつもりでした」と語った。デヴィッドさんがジャニスさんを殺害する前に薬を飲ませたかなど、事件発生時の詳しい状況はまだ分かっていない。
長いあいだ支え合っていた妻の最後の願いを叶え、死ぬ気だったデヴィッドさん。インターネットには、「愛する人が苦しむ姿を見るのは耐えられなかったのだろう」と、同情するコメントが多数書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)