「最後の食事」注文した客の異変を察知 自殺を食い止めたデリバリースタッフに褒賞金

客を心配し、家に急行したデリバリースタッフ。もし到着が遅れていたら、客は死んでいたかもしれない。

■迅速な通報が功を奏す

警官たちは男性に飛びかかり、窓から引き離すことに成功。男性を病院に救急搬送し、両親にも連絡して事情を聞くなどしたと報じられた。

男性はうまくいかない人間関係に苦しみ、投資にも失敗。多くの悩みを抱えて思いつめ、本気で死ぬつもりだったのだという。睡眠薬も数十錠飲んでいたが、発見と搬送が早かったため、命を落とさずにすんだ。

デリバリースタッフの通報が少しでも遅れていたら、男性は死んでいた可能性が高い。


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■褒賞金を贈られることに

大事な客の命を救うことに立派に貢献したデリバリースタッフを、所属する団体は高く評価。褒賞金を贈ることを決めたと発表した。

複雑な事情を抱え、「死んでしまったほうが楽かもしれない」と思いつめてしまう人は少なくない。それでも悩みを打ち明けさえすれば、問題を解決する方法が見つかるかもしれない。

「自殺 相談」でネット検索すれば、さまざまな相談窓口を見つけることができる。苦しんでいる人、悩んでいる人はまず誰かに相談してみていただきたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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