クリスマス料理の定番が七面鳥である理由をチコちゃんが解説 騒ぐ人が多すぎたから?
『チコちゃんに叱られる』でクリスマスにチキンを食べる理由を解説。ハメを外しすぎる人々を制限するためだった。
■プロテスタントの影響で七面鳥へ変化
16世紀に入るとイギリスでは騒ぐことを嫌うプロテスタントの影響が多くなり、当時のトップを務めた大主教トマス・クランマーは、クリスマスに牛や鶏を大量に殺すのはもったいない話として、クリスマスに供される料理の種類を限定。
そこで提案されたのが、「七面鳥・鶴・白鳥」を使うクリスマス料理。しかし、鶴や白鳥は筋肉繊維がかたいという特徴もあり、食べ過ぎると消化不良を起こしやすいというデメリットが存在した。選択肢は七面鳥だけになり、クリスマス料理としての習慣が広まった。
■ケンタッキーの広告でチキンが定着
日本では戦後、アメリカからクリスマス文化が流入したが、七面鳥が多く存在しておらず、口にあわなかったことから文化は根付かず。七面鳥の代わりに日本で多く飼育されていた鶏となった。
1970年代にはいると『ケンタッキー・フライド・チキン』がクリスマスにチキンを食べるキャンペーンを打ち出して日本中にチキンを食べる文化が浸透していった。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)