那須川天心、“キック引退試合”は6月に急遽変更 ライバル・武尊と激突
キックボクシングを引退する那須川天心“最後の一戦”が決まった。対戦相手はライバル・武尊。
格闘家の那須川天心選手が24日、東京・水道橋で開催された記者会見に出席。2022年6月、K-1史上初の3階級王者で現スーパーフェザー級王者・武尊選手と試合を行い、キックボクシングを引退することを明らかにした。
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■「世紀の一戦」
当初、3月に行われるキックボクシングの試合を最後に、ボクシングに転向することを明かしていた那須川選手。
RIZIN、RISEの代名詞・那須川選手と、K-1のエース・武尊選手の対戦は、団体間の垣根を超えたスーパーカードとなり、登壇したRIZIN榊原信行CEOは、「日本の格闘技史、世界の格闘技史を振り返っても、ここまでファンに求められたカードはない。世紀の一戦。K-1さん、RISEさん、そしてRIZINでもない、新たな格闘技イベント。団体の力を合わせて世界を驚かせる格闘技イベントにする」と意気込んだ。
■那須川「最高のクリスマスプレゼント」
カード決定に、那須川選手は、「ファンからしたら待望のカード。最高のクリスマスプレゼントになったと思う。僕もずっとやりたかった試合で、ようやくこうした中立な舞台でできることをうれしく思っている」とコメント。
「本来は4月でキックボクシング引退の予定だったが、この試合のために6月まで引退を伸ばす。これは、ファンにはうれしいことだと思うが、『なんだよ…』と思う僕のファンはいると思う。ボクシング関係者、テレビ関係者の方々にも申し訳ないが、最後のけじめとしてキックで勝って引退したい。しっかり締めたいと思います」と笑顔を見せた。