警察犬になれず一般家庭に引き取られた犬 飼い主らに愛され”130歳”で天国へ

大事に世話したペットとの別れは悲しいもの。ある飼い主は涙をこらえ、愛情たっぷりに愛犬を見送った。

■涙で別れを告げた人々

バーニーが大好きだったカフェなどに行き事情を伝えたところ、店員や客たちが次々と出てきてバーニーを抱きしめむせび泣いた。

心優しい人たちに見送られ、飼い主は涙をこらえながらバーニーと帰宅。「病院で死なせるのはかわいそう」「大好きな自宅のソファで最後の瞬間を迎えさせてあげたい」と考え、獣医師に連絡し家で安楽死させることにした。


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■安らかな最期

ソファに静かに横たわり、抵抗することもなく獣医師に注射を打ってもらったバーニー。するとすぐに安らかな眠りにつき、そのまま静かに息を引き取った。

バーニーを亡くした飼い主は、今も遺灰を大切にしているとのこと。「あの子は優秀な警察犬にはなれなかったのです」「でも人を愛する才能に恵まれた優しい子でした」とバーニーを褒めた。

ペットの死はとてもつらく、受け入れがたいことでもある。その最後を冷静に受け止め立派に見送った飼い主に、バーニーも感謝していたに違いない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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