警察犬になれず一般家庭に引き取られた犬 飼い主らに愛され”130歳”で天国へ

大事に世話したペットとの別れは悲しいもの。ある飼い主は涙をこらえ、愛情たっぷりに愛犬を見送った。

ラブラドール・レトリーバー

かわいがっていた犬が老い、お別れの時が迫っていることを悟った飼い主。最後に仲良くしてくれた街の人たちに会わせ、立派に見送ったことを、『Mirror』などイギリスのメディアが伝えた。


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■警察から一般の家庭へ

北アイルランドで暮らしていたラブラドールのバーニーは、訓練を受けたが警察犬にはなれず“クビ”に。そこで一般家庭に引き渡され、ペットとして暮らし始めた。

愛情深い飼い主との生活を始めたバーニーは愛嬌たっぷりで、散歩で出会う人たちにも愛され仲良くなった。だが長い年月を経て最近ではずいぶん老い、顔には複数の腫瘍が出現して体力も衰えていた。

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■多くの人に愛されて…

バーニーは人間の年なら130歳という。高齢のせいか体はずいぶん硬くなり、ついには動くこともつらそうな様子を見せ始めた。

16年にわたり世話をした飼い主は「お別れの時が近い」と悟り、獣医師と相談した上で「安らかな最期を自宅で迎えさせてあげよう」と決意。その前に最後の散歩に連れ出し、バーニーをかわいがってくれた街の人たちに会わせることにした。

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■涙で別れを告げた人々