吉川晃司、『DCU』第1話で殉職 阿部寛演じる主人公とバディを組むダイバー役
吉川晃司が1月の新ドラマ『DCU』でエースダイバーを熱演。水球で鍛えられた泳ぎにも注目だ。
■水中の捜査に特化した組織
同ドラマは、水中の捜査に特化した架空の組織・DCUが舞台のオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。
DCUはDeep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設されたスペシャリスト集団だ。彼らの使命は、警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」などのあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探して水中未解決事件を解明すること。
四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。
もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したなら、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。
■不慮の爆発で殉職
このたび、第1話のあるシーンの収録に、海上保安庁のダイバー・成合淳(なりあい・あつし)役の吉川が参加した。
成合は15年前に新名とバディを組み、海上での事件捜査はもちろん、潜水救助や石油流出などの海上事故に対応する機動防除など、あらゆる現場で活躍していたエースダイバー。2人の活躍で解決した事件・事故も多く、新名とは盟友と言える存在だった。
しかし、ある事故の調査中に不慮の爆発に巻き込まれて殉職してしまう。成合の殉職は、新名や妹の隆子(中村アン)、現在の新名のバディである瀬能(横浜流星)の人生にさまざまな影響を及ぼし、紆余曲折を経て「DCU」という組織の設立にもつながっていく。