岩手・雫石で行列ができるジェラート店『松ぼっくり』 意外な失敗作も存在した

週末は駐車場待ちの行列ができるほどの人気店。牧草づくりから酪農まで一貫してものづくりを行っている。

■人気のフレーバーは…

松原農場・松原宏樹

松原農場が酪農を始めたのは1968年。この店は2001年にオープンした。店の前の道は長山街道と呼ばれ、登山客やサイクリングロードなどとしても人気。週末には、下山した人なども多くお店を訪れるという。

松原農場の松原宏樹常務によれば、「やはりミルクが一番人気ですが、夏はキャラメルナッツなどが人気。わさびも意外と売れます。寒くなるとティラミスもよく出ます」とのこと。

なお、シングルサイズは300円、ダブルは350円だが、製造にコストがかかるティラミスは「シングル限定で350円」となっている。


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■過去の「失敗作」を聞いた

松ぼっくり

しかし、これだけ多くのフレーバーがあり、季節ごとに入れ替えていると、中には「失敗作」もあるのではないか。取材班が聞いてみたところ、「ジェラートにするとだいたいどんなものでも美味しくなるんです」と松原さん。

しかし、オープン当初に試してみた「キムチ味」は失敗で、その後お店に出ることはなかったそう。また、「味噌味」は美味しく人気だったものの、近隣に味噌アイスを売りにしたお店があったため、お店に出すのは控えたとのこと。

「僕自身はホヤが大好きなのでジェラートにしてみたいのですが、スタッフに怒られそう」と松原さんは笑った。

【松ぼっくり】

住所:岩手県岩手郡雫石町長山早坂70-48

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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

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