元カノと元妻の殺害をライブ配信で広めた男 自殺で締めくくる惨劇に
子供たちを愛していたはずなのに…。ある男が元妻らの命を奪い、自殺してしまった。
元恋人、そして元妻とも子供をもうけ、親権をめぐり敵対するようになった男。取り返しのつかない行動に及んだことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■ライブ配信で殺害を告白
アメリカ・メリーランド州で暮らしていた男(44)が、元妻のウェンディーさんのアパートを訪問したところ不在だった。すると男はスマートフォンでライブ配信をスタート。
「さっき俺、ヤバいことをしちまったよ」「元カノの頭を撃っちまったんだ」などと話し始めた。さらに「まるで現実味がなかった」「自分があんなことをするなんてな…」「元カノとは子供の親権をめぐってもめていた」と明かした。
■第二の殺人と自殺
ウェンディーさんもこの男との間に子供を産んだが、やはり関係が破綻し、親権をめぐって争っていたという。男は「そのせいで俺はうつになっちまった」「だから次に死ぬのは元妻だ」と元妻の殺害を予告した。またその後に自殺する予定だとも話している。
ライブ配信を行った理由については、「『人の感情をもてあそぶな』って、みんなに伝えておきたかった」というのだ。
しばらくするとウェンディーさんが帰宅したため、男は配信を中断。直後に銃声が響き、駆けつけた警官がウェンディーさんと男の遺体を発見した。