ワクチン未接種の女性が新型コロナ重症化 腕と脚を切断し接種を呼びかけ
接種が遅れ、コロナ感染。重症化した女性をさらにつらい運命が待ち受けていた。
ワクチン接種を前に、新型コロナウイルスに感染してしまった女性。重症化したせいで思いもよらない結果に涙したことを、『Metro』などの海外メディアが紹介している。
■感染し重症化した女性
アメリカ・コロラド州の病院職員であるペイジ・デイヴィスさんが、娘のキャンディスさん(30)の新型コロナウイルス感染とその後の苦境について、メディアに明かした。
キャンディスさんは基礎疾患もなく元気だったというが、ワクチンを接種する前に感染し重症化。8月17日には生命維持装置が必要になったが持ち直し、命をとりとめたのだという。
しかし、合併症で血栓が複数できて血流が滞ったことから、四肢の切断が必要な状態になってしまった。
■現実を受け入れることに
「両腕の肘から下、片脚の膝から下、もう一方の足の半分を切断する必要がある」とキャンディスさんに伝えたのは、母ペイジさんだった。それを聞いたキャンディスさんは「切断が必要なら手術を受けるしかない」と話し、現実を受け入れた。
キャンディスさんはその後に手術を受け助かったが、ショックは大きく、今も涙が出ることがあるという。それでも闘病、そして大手術を経て助かったことで、命を大切にし前向きに生きていこうと頑張っている。