ワクチン接種証明書の偽造がバレ… 悲観した父親が家族を殺害し自殺
妻がコロナウイルスワクチンを接種したと見せかけようとし、失敗。これが父親を血迷わせた。
もし新型コロナウイルスさえなければ…。そう思わせる事件が起きてしまった。被害者のうち、最年少はまだ4歳。殺したのは父親だったことを、『Metro』などの海外メディアが報じた。
■夫により一家全員が死亡
ドイツで暮らしていた40歳の父親と母親、そして幼い娘3人(4,8,10)の一家全員が死亡するという事件が発生した。すべては父親の犯行であることも、明らかになっている。
通報を受け現場に駆けつけた警官隊は、違法に入手されたとみられる銃と長いメモを発見。メモは父親が書き残したもので、家族全員が死なねばならない理由が書かれていたという。
■メモに書かれていた殺害動機
メモによると、父親は母親であり妻が職場に提出する新型コロナウイルスワクチン接種証明書を、自ら偽造したのだという。妻はそれを雇用主に提出したが「偽物だ」とあっけなくバレ、法的措置をにおわされて動揺したのだ。
父親と母親は自分たちが逮捕されること、それにより子供たちを失うことをひどく恐れるようになった。そして父親のほうが、「こうなったら全員で死ぬしかない」と考えたようだ。