TBS『報道の日2021』が全面刷新 2部構成・9時間にわたり真相に迫る
第1部「コロナ✕五輪✕日本」、第2部「極秘メモが語るスクープの真相」。あなたの「なぜ?」に答える。
■奇跡の救出を支えた「岩のスペシャリスト」
2004年10月23日、最大震度7を記録した新潟県中越地震。土砂に埋まった乗用車に取り残された母子3人の救助活動を余震が阻む中、東京消防庁の精鋭部隊・ハイパーレスキュー隊を助けた「岩のスペシャリスト」がいた。
2歳の皆川優太ちゃん奇跡の救出の裏で何があったのか、当事者の証言から分かった緊迫と感動の瞬間。
■年末に家族でご覧いただきたい番組
番組プロデューサーの松田崇裕氏、曺琴袖氏、武石浩明氏よりコメントが届いている。
松田氏/曺氏:第1部では、コロナと五輪をめぐる「決断の舞台裏」を掘り下げます。GoToトラベルや東京五輪の観客の有無をめぐって続いた、政府と専門家の“水面下の攻防”。その裏で何があったのか関係者を直撃し、日本の危機管理の在り方を検証します。
さらに、東京五輪をめぐっては、開会式で行われるはずだった“ドローン演出”が消えた理由、無観客で膨れ上がった経費についても追及します。
そして、歴史をひも解いてわかる意外な事実も…1964年の東京五輪を襲った“感染症”や、日本が“ワクチン後進国”と呼ばれる事態になった原因を掘り下げます。
コロナはいったん落ち着いていますが、第6波は必ず来ると予測する専門家の意見は多く、その研究の最前線もご紹介します。今年起きたあの記憶に残る出来事とともに2021年を振り返ります。年末に家族でご覧いただきたい番組です。
武石氏:第2部では、記者の極秘メモを元に、6つの記憶に残るニュースを再現ドラマとしてお伝えします。今年起きた“硫酸事件”で、男を東京から沖縄まで追いかけ、86時間でスピード逮捕した警視庁捜査一課の追跡班、通称“ショドウ”の捜査の舞台裏。
コロナで患者の死後も家族と対面できずにいた厳しい現実を乗り越え、家族との“最期の直接面会”を実現した病院の奮闘。そして歴史的な事件も…西鉄バスジャック事件の強行突入と、整形を繰り返し961日も逃亡を続けた市橋達也受刑者逮捕の新事実。
災害をめぐっては、63人の死者・行方不明者を出した戦後最悪の御嶽山噴火、新潟県中越地震で2歳の皆川優太ちゃん奇跡の救出をめぐる“命の秘話”をお伝えします。
再現ドラマの間には、JNNのスクープ映像を紹介。その舞台裏を記者が解説します。思わず引き付けられてしまう映像を、じっくりご覧いただければと思います。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)