『鬼滅の刃』遊郭編が最大限に注目できる6つの理由 最高峰シリーズへ

いよいよ始まる『鬼滅の刃』遊郭編が大注目である理由を、6つのポイントに分けて解説。

■⑥最高峰の回想

つまり、敵キャラがよい。さて、やはり敵キャラにも、今回も回想シーンがあるだろう。この回想も、『鬼滅』の中でも最高峰との呼び声も高いもの。

すべてが最高峰では、単に宣伝的に聞こえるかもしれないが、しかし『遊郭編』こそ、作者の勢いや気力が最高に乗っていた時期といって過言でないのだ。

賛否両論もあるところだが、最終回に至る頃に、作者らしい工夫が十分になされる余裕や気力が、十分にあったか疑問も残る。故に『遊郭編』こそ、『鬼滅』の頂点であり、見どころなのだ。


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■6つのポイント

『鬼滅』のブームはすでに去りつつあるという論調もある。

しかし上記の①世界観②フェティシズム③先の読めない展開④最大のバトル⑤敵キャラの良さ⑥最高峰の回想という6つのポイントによって、『遊郭編』は、再び評判が評判を呼び、ますます『鬼滅』を伝説にすることが期待できるのだ。


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■次作映画化への期待

故に、『遊郭編』も映画でみたかったとしておかしくはない。しかし、2連続劇場版は、製作に時間がかかってしまい難しかったという判断も十分にできる。

作者の気力が十分に乗っていたのは、最終回までみても、『遊郭編』と次の『刀鍛冶の里編』といえるだろう。

『遊郭編』で再び『鬼滅』のアニメが伝説になった後、『刀鍛冶の里編』こそは、約3巻分なので、3時間超の大作アニメとして映画化されることを期待したい。

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(文/メディア評論家・宮室 信洋

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