壇蜜、政府のクーポン給付に異論 「貯蓄って何か悪いんですかね?」
貯金に回ることをおそれ、高額事務費をかけてまでクーポン給付に固執する政府。これに壇蜜がそもそも論で疑問を唱え…。
高額な事務経費に対して効果が疑問視されているほか、関連企業への利益誘導につながるなど、さまざまな視点から批判を浴びている政府のクーポン給付策。これに関し、5日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)でタレントの壇蜜が持論を展開した。
■費用3倍でクーポン給付
政府は18歳以下に現金5万円、クーポン券5万円相当の計10万円を給付することを取りまとめているが、現金部分に約280億、クーポン部分には約900億もの事務経費がかかることが財務省への野党質問で発覚。物議を醸すことに。
しかし先月29日には、クーポン給付の事務経費として967億円を予算案に計上していることが松野博一官房長官から発表され、国民や野党・評論家の間で大きな批判を浴びている。
■狙いは「貯金に回るのを避ける」
VTRはクーポン給付の思惑について、政府が「現金給付だと貯金に回ってしまう」「子育て以外にも使われてしまうおそれがある」と危惧していることを紹介。
これに対し、コメントを振られた壇蜜は「こういった報道が出るたびに『巨大な経費が出ていくんです税金から』っていうふうなのを聞いてると、もっと他に(有効活用を)と思うんですけど」と苦言を呈すと、ここから「思うところは…」と核心に触れていく。