『出生届』の正しい読み方は? およそ6割が知らずに誤読していた…
出産経験者でも知らずに読んでいる? 役所で恥ずかしい経験をしたとの声も…。
子供の戸籍を証明するための重要な書類である「出生届」。子供がいる人であれば馴染みのある書類だが、出産経験者でも、この言葉を知らずに読み間違えていることが、しらべぇ編集部が行なった調査で分かった。
■「出生届」を何と読む?
しらべぇ編集部では、全国10〜60代の男女410名を対象に「出生届」の読み方に関する意識調査を実施。
その結果、全体の36.1%が「しゅっしょうとどけ」、63.9%が「しゅっせいとどけ」と読んでいると回答した。
男女別では、「しゅっせいとどけ」と読んでいるのは、20代女性が80.0%と最多で、男性は50代が最も多く71.4%であることから、出産経験者も含まれるであろう女性のほうがわずかながら高い割に。
■正しくは「しゅっしょうとどけ」
「出生届」の正しい読み方は「しゅっしょうとどけ」。出生とはその名の通り、子が生まれでることをいう。
正式には「出生届書」と呼ばれ、戸籍法等に基づき、出生の日を含む14日以内(国外で出生したときは3か月以内)に届出を済ませる必要がある。
また通常は役所で受け取るのが一般的だが、出産に立ち会った医師や助産師が記入する「出生証明書」の用紙と一体になっていることから、病院で出生届を受け取るケースも少なくない。