遊園地の事故で複数遺体を目の当たりに… PTSDを患った元警察官が園を提訴

仕事中にひどいショックを受けた元警察官が、恐ろしい夢に苦しむように…。

■PTSDで仕事も辞めるはめに

昨年12月、アンドリューさんを診察した医師は「事故現場で見た光景ゆえにPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っている」と診断。それを機に、アンドリューさんは仕事を辞めることにしたのだという。

その後に弁護士たちの勧めもあり、アンドリューさんは遊園地を提訴することを決意した。

この遊園地がオープンしたのは30年ほど前だというが、リスク管理が不十分だったことが判明。事故の原因は機械の故障で、遊園地側も事故については責任を認めているという。


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■フラッシュバックに苦悶は約半数

しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の47.5%が「過去に起きた事件・事故を忘れられない」と回答した。

過去の事件・事故を忘れられない人の割合

仕事柄、負傷者や遺体を見た経験はあっただろうアンドリューさん。しかしつぶされた遺体複数を目の当たりにする衝撃はよほど強かったらしく、心に大きな傷を負ってしまった。

PTSDについては早期治療が大事で、診断・治療のタイミングを逃すと慢性化することがあるという。ショックなことから立ち直れずつらい思いをしている人は、精神科などで医師に相談してみてほしい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2018年8月14日
対象:全国10代~60代男女1,721名(有効回答数)

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