「ホームレスの人たちに食べ物を」 重病患った少年がボランティア団体とタッグ

「あなたの希望を叶えてあげたい」。そう言われた少年が「人を助けたい」と語った。

ボランティア・食事・配給

つらい闘病を経た少年が何より叶えたかった夢は、困っている人をひとりでも多く助けることだった。優しい少年の活動について、『USA TODAY』などアメリカのメディアが伝えている。


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■重病を患った少年

昨年のこと、アメリカ・ミシシッピ州で暮らすエイブラハム・オラグベギくん(13)が、しばらく外で走ったあと体調不良を訴えた。その数時間後にいきなり倒れたため病院で検査を受けると、「再生不良性貧血です」と医師に告げられた。

しかし幸いにも、数ヶ月後には骨髄移植手術を受け成功したとのこと。ようやく危機を乗り越えたエイブラハムくんに、ボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ』が接触。

「がんばるあなたの願いを叶えてあげたい」と言われたエイブラハムくんは、家族も驚くような希望を伝えた。

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■「ホームレスにご飯を」と希望

エイブラハムくんは善良な母親と力を合わせ、かねてより困っている人に食べ物を提供する活動に地道に取り組んでいた。そこで団体に協力してもらい、より多くの人に美味しい物を食べてもらいたいと考えた。

団体はエイブラハムくんの願いを快く聞き入れ、今後1年にわたって毎月約80人のホームレスに食事を提供することを決定。今もこの活動に取り組むエイブラハムくんは、「喜んでもらえると嬉しくなります」「心がポカポカするんです」と語っている。

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■人々の善意に支えられ…