「飼い猫が襲って娘を死なせた」 真っ赤な嘘をついた父親を殺人容疑で逮捕

罪を猫になすりつけようとして失敗。とんでもない嘘は、あっけなくバレてしまった。

赤ちゃん・乳幼児

赤ちゃんの世話は大変だ。それでもほとんどの親は愛情を注ぎ育児に励むが、中にはストレスに耐えきれずに子供を虐待し、死亡させてしまう者もいる。

ある父親も凶行に及び逮捕されていたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■赤ちゃんの死

アメリカ・ミネソタ州で暮らす男(39)には、生後2ヶ月の娘がいた。その赤ちゃんが今年9月23日に重傷を負って緊急入院することになったが、両脚と肋骨が折れ、脳からは出血という悲惨な状態だった。

医師たちも手を尽くしたが、ひどいダメージを受けた脳はほぼ機能しておらず、回復しないまま11月3日に息を引き取った。

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■父親の嘘

赤ちゃんがケガを負った経緯について聞かれた男は、「うちで飼っている猫が娘に襲いかかったのです」と説明。しかし、警察はその主張を信じなかった。

すると男は「自分が殴った」と認め、「あの子を静かにさせたくて…」「だから5分ほど背中を思い切り殴り続けたのです」などと真相を明かした。

現在、当局は赤ちゃんの遺体を確認し、詳しく調べている段階だ。ケガの状態も徹底的に調べ上げ、死因の特定に向け努力しているという。

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