妊娠6ヶ月の女性、電話ボックス前で絶望 見知らぬ男性の「神対応」に称賛相次ぐ
非常事態が発生し、困り果てた妊婦の元に現れたのは…。ツイッター上で、称賛の声が相次いでいる。
人間は決して一人では生きていけない。それ故に人間社会では、人同士の支え合いや助け合いが、何よりも重要となってくる。
近年は都市部を中心に「人間関係の希薄さ」が指摘されることが多いが、現在ツイッター上では、とある女性が都内で経験したエピソードに、称賛の声が寄せられているのだ。
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■妊婦が遭遇した緊急事態
注目を集めているのは、ツイッターユーザー・KLockeさんが11月16日に投稿した複数のツイート。
一連の投稿は「2020年11月23日(月)の午後9時頃、大田区蒲田にある電話ボックス前で妊婦にスマホで電話をかけさせて下さった方を探しています」という書き出しから始まっており、一年前の当時、KLockeさんは東京都大田区蒲田にて非常事態に遭遇していたのだ。
ツイートはその後、「米国から帰国後、事前手配していた隔離施設の鍵があるべき場所になくて中に入れず、管理会社に連絡しようにもスマホは米国ので繋がらず、電話ボックスを見つけたものの小銭が切れて途方に暮れていました」と続いている。
結婚後に渡米、その後出産のため日本に里帰りをしたKLockeさん。しかし不運が重なり、宿泊施設にコンタクトをとる術が絶たれてしまったのである。
■悪いことに状況は…
KLockeさんは当時妊娠6ヶ月で、全く土地勘のない場所に夜1人で20kg以上あるスーツケースを持っており、身動きが取れなかった。
コロナ感染のリスクを考えるとタクシーで移動することもできず、さらにWi-Fiが拾えず交番が近くにあるのかを調べることすらできなかったという。そんな、まさに「八方塞がり」の状態だったKLockeさんのもとに、ある一人の男性が現れたのだ。