セーラー服は地域によって形が違う? メーカーは「憧れの人を真似たのかも」
「新たにセーラー服を導入する学校は、現在ほとんどない。ブレザースタイルに変わってきている」と担当者。
2021/11/30 18:15
イギリス発祥のセーラー服が、日本に初めて導入されたキッカケは、1920年に京都(現)平安女学院が採用したことだといわれている。
翌年には金城学院(愛知)、福岡女学院(福岡)、フェリス女学院(神奈川)などが相次いで採用。そんなセーラー服の地域差が、SNS上で話題を呼んでいる。
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■4つのスタイルに分類
毎年全国約5000の小・中・高校・約38万人の制服を手掛けている、明石スクールユニフォームカンパニー(岡山県倉敷市)の公式Twitterアカウントは、全国のセーラー服の様式を4つのタイプに分類。この投稿には30日午後4時半現在3.2万件のいいねが押されている。
まず、札幌襟は、肩幅まであり、胸あてがいらないのが特徴。また、襟のラインは曲線的で襟下がかなり浅い。
■襟下が上の位置に
次に関東襟は、肩幅よりせまく、ラインが曲線的で、胸あてはあったり、なかったり。襟下が上の位置にある特徴がある。