警察署で自身の手首と喉を切った男性 「妻と暮らすくらいなら」とあきれた理由
「自宅にいても妻とはけんかばかりだ」と男性。しかしトラブルの原因を作っていたのは…。
インドの警察署にこのほど1人の男性が現れ、「死んだほうがマシだ」と言い、持っていたナイフで自身の体を切りつけた。男性は30歳。驚きの理由を口にし、職員をあきれさせていたことを『Times Now News』『Times of India』などが伝えている。
■3日前には捜索願が
24日、インド・ウッタルプラデーシュ州ガーズィヤーバードのナンドグラム警察署に1人の若い男性が現れ、「オムプラカシュです」と名乗った。
男性は、3日前に「夫が自宅に戻らない」として妻から捜索願が出され、警察が何度も「連絡してください」と携帯電話を通じて呼び掛けていた人物だった。
■愛人と別の家庭を
警察の職員がオムプラカシュさんに、妻との連絡を絶ち行方不明になっていた理由を尋ねたところ、その口からは意外な答えが返ってきた。
それは「自分には3年越しの愛人がいて、妻に内緒でその女性と別の家庭を持っている。妻が最近それを疑ってガミガミうるさいため、別れて愛人と静かに暮らしたかっただけだ」と、なんとも身勝手なものだったという。
■「妻と暮らすくらいなら…」
妻との間には2人の子供がいるが、オムプラカシュさんは賭け事も好きでやめられないという。警察が「家庭を大事にし、奥さんにもっと思いやりを」と諭したところ、感情を激高させた。
「自宅に戻ってもけんかが絶えない。妻とこのまま一緒に暮らすくらいなら、死んだほうがマシだ」と叫ぶと、突然ナイフを手に取り、自身の手首や喉を切りつけたという。
ただちに病院に運ばれて治療を受けたため、命に別状はなかった。
■刑務所暮らしを望んだ男も
2019年5月にはアメリカ・フロリダ州で、当時70歳の男性が、妻との暮らしが苦痛でしかないという理由から、刑務所入りをたくらんだことがあった。
高速道路を時速160キロ以上で運転しながら、サンルーフから上半身を出すという危険きわまりない奇行で身柄を拘束されると、「私は妻の奴隷。家に帰るくらいなら刑務所に行きたい」と訴えたという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)