葬儀場職員が「冥婚」をお膳立て 息子を亡くした親に盗んだ遺灰売却もちかけ逮捕

亡くなった女性の遺灰を、こっそりと持ち出し…。とんでもない事件が起きた。

■計画はうまくいかず…

独身のまま亡くなった最愛の息子の冥福と残された家族の幸せを願い、 “冥婚”を強く望んでいた親。しかし遺灰を運んだ職員の話を聞いて「うちの息子の嫁にふさわしいとは思えない」と判断し、購入には至らなかった。

計画の失敗に続きこの件に関する情報がもれだし、山東省の警察が捜査を開始。葬儀場で働く男たち3名の身柄を確保したこと、同じ職場で働く人物が警察に情報を提供したこと、また女性の遺灰が遺族に返されたことなどを発表した。


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■悪質ビジネスに震撼

冥婚ビジネスは悪質だが金になるといい、「うまく話をまとめた場合、100万円を超える報酬が得られる」という報道も。なお、買う側は「どういう人物の遺灰なのか」という点にこだわるほか、両家の釣り合いを重視する人も多いそうだ。

愛する家族の遺灰を盗まれ、遺族はどれほど悩み悲しい思いをしたことか。警察は他の葬儀関連施設も入念に調べ、同じようなケースがないか確認する予定だという。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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