寺島進主演『駐在刑事Season3』が放送決定 藤井美菜が新キャラクター演じる
駐在刑事Season3放送決定。チームを信用しない一匹狼の新キャラクターを藤井美菜が演じる。
■「駐在刑事」は心のビタミン剤
本作の豪華レギュラーキャストの役柄とコメント、プロデューサー阿部真士氏のコメントを紹介。
<寺島(江波敦史役)>
奥多摩・水根に駐在する警察官。住民からは“駐在さん”と呼ばれ親しまれている。元・捜査一課刑事。
約10年弱、「駐在刑事」をやらせていただいていますが、Season3が決まったということで、ファンの方々が多くいらっしゃるのだなと実感し、続けてきてよかったなと思いました。あとは、チームワークがとてもいいので、スタッフの方々とレギュラーキャストのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
「駐在刑事」は東京とは思えない美しい奥多摩の景色がとても魅力的ですし、そこに住んでいる人々が、包み込むようなあたたかさがあり、そこも魅力のひとつだと思います。例えば、「笹崎のおばあちゃん」とか「みやこの女将さん」とか。
江波はそういう人たちに囲まれて仕事ができて幸せ者だなと思います。基本的に見やすく、分かりやすく、そして美しく、というところは変わらず、Season3は刑事色が強くなりました。義理人情に加えて、奥多摩署の活動もちょっと盛んになっていますので、楽しみにしていただきたいです。
また、今回新レギュラーで出演する藤井美菜さんも素晴らしいです。鋭い表情もしますが、笑顔がチャーミングであったり、そのギャップがたまらないので、和泉玲香ファンの人が増えるのではないかなと思いますね。
佐藤寛太くんと藤井美菜さん、その世代の若い人たちには本当にエネルギーをもらいます。コロナ禍でいろいろとストレスが溜まっている方々も多いと思いますが、「駐在刑事」をみたら、心のビタミン剤じゃないですけど、元気になると思うのでぜひ観てください!
<北村有起哉(加倉井国広役)>
警視庁捜査一課・管理官。「組織」を重要視するため、「人」を大切にする江波とは対立している。
Season3が決まり、とてもありがたい気持ちでいっぱいです。ドラマが続けられるということは、それだけ視聴者の皆さんの御支持があってこそだと思うので、本当に感謝しております。「駐在刑事」は、1話完結で観やすく、非常に幅広い層の方々に支持を得ていると思います。
そして奥多摩の雄大なロケーションは間違いなくこのドラマの醍醐味の一つといえるでしょう。Season3で新しく登場する女性刑事、和泉の存在によって奥多摩がさらにごちゃごちゃになって予期せぬ化学反応が起こりそうです。
そんな、和泉を演じる藤井美菜さん、ゴリゴリの男集団に飛び込んできた時点で、その度胸を讃えます。そのタフさとマイペースさを現場で感じましたが、とっても安心しております。あと軽部役の佐藤寛太くんの躍進も期待しております。
寺島進さん演じる主人公の江波さんの浪花節が今回も炸裂します。奥多摩に笑いあり涙あり、そして必ず事件あり。どうぞ皆様、今回もご期待くださいませ。
<笛木優子(内田遼子役)>
山岳ガイドで水根のマドンナ的存在。美也子に誘われ、水根旅館の「休処みやこ」の若女将も務める。
Season3が決まり、とても嬉しく、たくさんの人に愛される作品になっているんだなと思いました。今までの良さを保ちつつ、今までとは違う新鮮さも出せたらなと思います。
「駐在刑事」は奥多摩の大自然の風景と、なかなか都会で見られない推理やほっこりできるところ、ホロリと胸が締め付けられそうなところもあったりと、いろんな要素を持ち合わせているところが魅力ではないでしょうか?
毎回のストーリーや一人一人キャラクターの味もあって見ている皆様も感情移入がしやすいのかなと思います。気負いなく1週間の楽しみとして見ていただけると思います。
そして、Season3は新しいキャストの方も加わり、今までとはまた違った人間模様や、エピソードがあって見応えがあると思います。今までの「駐在刑事」の良さをなくすことなく、さらにパワーアップしておりますのでぜひご期待ください。
Season3から新しく見ていただく方にも、楽しんでいただけると思います。遼子としては第1話に過去の話が出てきて豪華なゲストの皆さんが素晴らしいお芝居をしてくださったおかげでとても素敵な物語になりました。第1話からお見逃しなくぜひ見ていただきたいです。
■奥多摩の景色は駐在刑事の魅力
<佐藤寛太(軽部翔平役)>
警視庁第九方面本部奥多摩専任特別管理官。一度見たものは忘れないという特技を持つ。自称・エリート街道を歩む男。
「駐在刑事」には長い間携わらせていただいていて、キャストの皆さんにもお世話になっていますし、自分の役にも愛着があります。同じ役を何度も演じられるという経験はなかなかないことなので、すごく嬉しかったですし、奥多摩でいつものキャストの方々とまた会えるというのはすごく嬉しかったです。
「駐在刑事」の魅力は、やはり奥多摩の景色だと思います。いつも奥多摩に着くと、自然に囲まれて優しい気持ち、清々しい気持ちになれるのですが、それが画にも表れていますし、奥多摩でしか撮れない風景がたくさん出てきます。それと、寺島進さん演じる江波さんと、奥多摩・水根に住む人々が織りなす人情物語も魅力なんじゃないかなと思います。
Season3では、僕が演じる軽部の過去や、実はどういう人物で、どういう志を持っていたのかという部分にせまる回があるので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
また、軽部と新レギュラーの藤井美菜さんが演じる和泉はライバル関係にあるのですが、お互いにつっかかったり、かなりの量のセリフを言い合ったりするシーンがあり、それがすごく楽しかったのでそこも注目してほしいです。
このドラマは、奥多摩の景色や、駐在さんと水根に住む人たちとの人間模様が魅力だと思っているので、そこはやっぱり見どころのひとつとして楽しんでほしいですし、「駐在刑事」の撮影を通して、僕もあらためて自然の良さを感じることが出来たので、奥多摩の大自然に癒されてほしいなと思います。なんといっても1話完結で見やすいですし、楽しんでいただけたら嬉しいです。
<藤井美菜(和泉玲香役)>
捜査一課への転籍を強く希望する警視庁捜査二課刑事。奥多摩で起きたある事件で江波と出会う。
出演が決まった時は、素直に嬉しく、ありがたい気持ちでした。台本を読んだ時、男性だらけの警察組織の中で、不器用にもがきつつ、成長していく和泉玲香という女性の魅力に引き込まれたからです。
ただ、撮影初日の前夜は、かなりの緊張で眠れませんでした。玲香という役の魅力を感じれば感じるほど、それを演じられるのか、と自分自身にプレッシャーとして跳ね返ってきて。さらに、完成しているチームの中に飛び込む、というのも、なかなか緊張感があるなぁ、と。
ですが、初日が始まってすぐに、それは杞憂だったと気付かされました。現場の皆さんがとても温かく迎え入れてくださり、そして誰もが、このドラマを面白くしよう、という熱意に満ちていました。
「駐在刑事」の現場は、コミュニケーションをたくさんとることで物語をもっと深めようという意識の高い方ばかりで、私も空き時間に色々とお話をさせていただきながら、楽しみつつ、たくさんのことを学んだように思います。
私が演じる和泉玲香は、キャリアと結果のために1人でバリバリ突き進んでいくタイプで、仲間意識が全くありません。場の雰囲気を読んだり、誰かの力を借りることは一切せず、人とぶつかってばかりの気の強い女性です。
1話の台本を読んだときには、なんて無礼な人なんだ、と思ったりもしましたが(笑)、ストーリーが進むにつれて、彼女が攻撃的になってしまった理由や、弱い部分も見えてきて、同じ働く30代独身女性としては、共感出来る部分も多かったです。
彼女が奥多摩という地に来て、そして江波さんという駐在さんと出会って、どう成長していくか、じっくり見守っていただければ、と思っています。「駐在刑事」は大自然の中での撮影が多いのですが、私自身自然が好きなので、奥多摩の大自然には、たくさんの癒しをいただきました。
夏から秋にかけて、深い緑から紅く黄色く姿を変えていく山々の姿は、本当に美しかったです。ただ、大自然ならではの虫の多さには、苦労する瞬間もありました。目の前を蛇がニョロニョロ通り過ぎた時と、太ももにゲンコツ大の蜘蛛が歩いていた時の2回ほど、ギャー! っと悲鳴をあげさせていただきました(笑)。
和泉玲香という女性は、都会に染まっていて田舎があまり好きではないという設定がありましたので、アドリブで虫をはらう動作を入れてみたり、この大自然をお伝えしたいという思いで演じさせていただきました(笑)。
Season3でも、奥多摩ではさまざまな事件が巻き起こります。事件の謎を追うサスペンスと、江波さんと水根の方々との人情物語、その両方が楽しめるのがこのドラマの魅力だなぁ、と思います。
毎度おなじみの個性溢れる警察チームの方では、協調性の全くない和泉玲香が登場し、かき乱していきます。不器用な彼女の成長模様も、温かく見守っていただければ、と思います。金曜日の夜8時、是非、家族揃ってご覧ください!
■以前にもまして女性がパワーアップ
<鈴之助(池原孝夫役)>
自然を愛する山岳ガイド。水根旅館の跡取り息子。体を張って江波と共に殺人トリックを暴くことも…。
Season3が決まったときは、とにかく嬉しくて感謝の気持ちが込み上げてきました。シリーズ1、2と最高のチームで積み上げてきた作品。新たなシリーズが始まります。「駐在刑事」のキャスト、スタッフの素敵な方々と更により良い作品に力添え出来るよう、初心を忘れずに頑張りたいと思いました。
この物語でしか味わえない、人と人との繋がりや絆。そして優しさに溢れた空気と大自然が心も体も癒してくれます。そこは、温もり溢れる場所です。今までのシーズンを通して、登場人物の心の変化が描かれています。
もちろんSeason3から観て頂いても楽しんで頂けます。新キャラクターや、お馴染みの登場人物、大自然に囲まれ、なにが起こるのかワクワクしながらそしてその温かさに共感して頂けたらと思います。
<市毛良枝(池原美也子役)>
奥多摩の老舗・水根旅館の女将。何かと江波を気にかけていて、事件解決の思わぬヒントを与えることも。
「駐在刑事」は毎年帰る場所という感じです。昨年はコロナがあり収録できなかったので、Season3が決まったと聞いた時は、やっとまたこの季節が動き出したと思いました。
奥多摩の景色と昭和っぽい人情が魅力的な「駐在刑事」ですが、Season3では、以前にも増して女性がパワーアップしています。奥多摩に新風が吹き込まれどう変わっていくか楽しみです。皆さんもぜひ楽しみにしていてください。
<プロデューサー・阿部氏>
200%の力を出し切る座長・寺島進さんに支えられSeason3まで辿り着きました。圧倒的な作品愛で全スタッフ・キャストを引っ張ってくれます。そしてSeason1でおっしゃっていた「日本一美しい連ドラを目指す」という言葉が、コロナ禍で一層、大切な意味を持っていると思います。
撮影は少し間が空いてしまいましたが、奥多摩の景色は変わらず待っていてくれました。山、森、川、鳥…。雄大な自然からたくさんのエネルギーを受け取って、コロナで疲れた日本に美しい連続ドラマを届けます。
若い刑事たちの苦悩やぶつかり合い、それを広く大きな心で見守る主人公・江波の姿、そして多彩なゲストたちが織り成す人間模様。今シーズンも見どころがたくさんあります。「どうなっているんだ奥多摩は!」と加倉井管理官が叫んでしまうくらいたくさんの事件が起きますので、ぜひ、お楽しみください。
・合わせて読みたい→竹内涼真、浜口京子の直球質問に困惑 「TVでそんなこと言われたのはじめて」
(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)