満月の”ほぼ皆既月食”はSNSでも祭りに 18時台に雲が切れたのは「奇跡的」
140年ぶりに全国で観察できた満月の「ほぼ皆既月食」。次回は65年後だという。
満月の「ほぼ皆既月食」が、全国の夜空を彩った。全国的にここまで深い月食が観察されるのは140年ぶり。次回は65年後、2086年11月21日となる。
■月の98%が地球の影に
気象予報士の千種ゆり子さんによれば、今回の月食は98%が地球の影に隠れるため、「ほぼ皆既」と報じられているとのこと。今年5月26日にも100%の皆既月食が観察されたが、その夜は雲が広がった地域が多く、見えない地域も少なくなかった。
19日、都心の空は薄い雲に覆われていたものの、18時台の月食のピークでは観察しやすく、また全国各地で撮影された月食の写真がSNSを賑わわせた。
■著名な政治家たちも投稿
吉村洋文大阪府知事は、大阪城の空に浮かぶ赤い月をパシャリ。「知事室から撮った月食だよ」とのコメントを添えた。天下の名城・大阪城とペアにするところはさすがのセンスだ。
知事室から撮った月食だよ。 pic.twitter.com/EKIDKFAkTX
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) November 19, 2021
自民党で広報本部長を務めるメガツイッタラー・河野太郎衆院議員の投稿も多くのいいねを集めている。
月食。 pic.twitter.com/CMSwXiQdk6
— 河野太郎 (@konotarogomame) November 19, 2021