動物園の飼育エリアに侵入した女 ライオンに向けて現金ばらまきダンスも披露
ライオンのことを「王様」と呼び、ダンスでアピール? 同園では過去にも似たような事例が…。
アメリカ・ニューヨークの動物園で目撃されたとある女の奇妙な行動が、話題になっている。
女はライオンの飼育されているエリアに無断で侵入し、ライオンに向かって現金のようなものを投げていたと、『NBC New York』『Times Now News』などの海外メディアが報じている。
■ライオンに向かってダンス
ニューヨーク州にあるブロンクス動物園で、1人の入園客の女がライオンの飼育エリアに設置された柵を乗り越え、中に侵入した。
この女はバラの花束を手に持っており、ライオンに近寄ると奇妙な言葉を発しながらダンスを開始。さらにライオンに向かって、現金のようなものを投げていたという。
■かなりシュールな光景
ライオンの飼育エリアの中に入ることだけでも危険なのに、わざわざ自分からライオンに近付き、奇妙な行動でライオンの気を引こうとしていた女。いったい何の目的で、このような行為に及んだのだろうか。
女は真っ赤なドレス姿で金髪のウィッグをかぶっており、ライオンに向かって「王様、あなたを愛しています。あなたのために戻ってきました」と意味不明な言葉をつぶやいていたそうだ。
目撃者はその時の様子について、「かなりシュールな出来事でした」と語っている。
■過去にも同様の出来事が
この女は動物園の警備員が駆けつける前に姿をくらましたが、ブロンクス動物園でこのような出来事が起こるのは、今回が初めてではないようだ。
同園では2019年に、マヤ・オートリーという女が同じ場所でライオンに向かってダンスしており、その事件の目撃者の多くは、今回の一件もオートリーの仕業ではないかと疑っているようだ。
なお、同園のスポークスマンは「このような問題に対しては厳しく対応し、違反者は法的措置を取るつもりだ」とコメントしている。
■ライオンを心配する声も
このニュースに対し、SNS上には「ライオンにお金を投げてどうする」「全く理解が追いつかない、誰か説明してくれ」「よくライオンのエサにならなかったな…」と多くのコメントが寄せられていた。
また「これでケガでもしたら、ライオンが処罰されるんでしょ?」「何が起こってもライオンを撃たないで」「かわいそうなライオンを放っておいて」と、ライオンの処遇を心配する声も多数寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)