息子が土産にくれた宝くじで1100万円に当選 母親が真っ先に考えたことは…
「神様は、ちゃんと仲の良い親子を選んで当選させた」という声も…。
アメリカ・ミズーリ州宝くじ協会から飛び出した、ある当せん者の心温まるエピソード。『Reality TV World』などが伝え、「なんと親孝行な息子」「神様があえて仲の良い親子を選んだ最高のクリスマスプレゼント」と話題を呼んでいる。
■孝行息子のおかげで…
驚くほど孝行な息子がいると話題になっているのは、ミズーリ州キャラウェイ郡ホルツサミット市在住のある女性。プライバシーを重んじ、氏名などは明らかにされていない。
スクラッチ・タイプの「SKEE-BALL」と呼ばれる宝くじを息子からプレゼントされ、それがこのたび賞金10万ドル(日本円で約1,150万円)に当選したというのだ。
■「母さん、お土産だよ」
息子は、ホルツサミット市にあるガソリンストア兼コンビニエンスストアの『Casey’s』に行った際、その宝くじを買って母親に「母さん、お土産だよ」と手渡していた。
あまり期待もせず抽選日を迎えたが、なんとその宝くじは1等に当選。息子はその報告を最初は全く信じようとしなかったが、自分の目で確認すると、我がことのように喜んだ。
■「当選金は息子のために」
当選者を祝うミズーリ州宝くじ協会のイベントに現れた女性は、「このお金をどうしますか?」と尋ねられると、「息子のために新しいトラックを購入してあげたいです」と答えた。
そろそろ欲しいと思っていた高額のものを購入し、当選金額の多くが消えていったところでハッピーエンド。
宝くじの賞金については、本来ほどほどの額で良いという人も多い。「超高額宝くじに当たると呪いが働き、不幸に見舞われる」というジンクスもあるからだろう。
■高額当選で人生が狂った例
そのひとつの例が、オクラホマ州ブライアン郡の民家で今年7月30日、男が31歳の妻と1歳になる娘を撃ち殺し、続いて自殺を図り自身も死亡した事件だ。
夫婦仲が悪いなか、妻は200万ドル(日本円で2億3,000万円弱)という高額宝くじに当選。その勢いで離婚を決意したが、夫は大金を得た妻を逃すまいとした。激しくもめた結果、その大金を使うこともないまま悲惨な無理心中に至ったという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)