クリスマスツリーがコロナうつに効果的? 早めに飾るよう精神分析学者らが推奨
なにかと大変だった2021年。ちょっと早めにツリーを出せば、疲れた心も穏やかに…。
新型コロナウイルスの感染爆発などもあり、今年もその影響を受け続けた世界。「気持ちがふさぎがち」という人も多いが、クリスマスの華やかなムードが、不安定な心にやすらぎをもたらしてくれるかもしれない。
ツリーや装飾の意外な効果について、イギリスのメディア『The Sun』が紹介している。
■新型コロナの打撃は大きく
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がったのは、2020年のこと。コロナ禍で多くの人が日常を失い、困惑し、恐怖心を抱えたまま2021年を迎えた。
今年は日本でもワクチン接種が始まったが、今度は副反応やブレイクスルー感染がたびたび報じられ、やはり人々の心配は尽きなかった。
また多くの人がコロナうつを経験し、死者が多く出たアメリカでは「成人の10人に4人が不安・うつの症状を訴えた」と報じられた。
■華やかな飾りでなぜ和む?
そんな中、「今年はいつもより早くクリスマスツリーを出して家を美しく飾ろう」という人も多いようだ。
イギリスの精神分析学者スティーヴ・マキューン氏は、ツリーを早く出すという行動を分析。「子供時代に抱いたハッピーな気分が一気によみがえる」「早めにクリスマスの飾りつけをすれば、そんなワクワク感を長く楽しめる」と、その効果をメディアに語った。