11歳男児が新型コロナ感染 重度の嗅覚障害で嘔吐をくり返し飲食困難に
大好物を出しても「異常に臭い」。食べることができなくなった男の子がいる。
■死の予感に震えた母親
10月21日には血液検査を受けたマリスくんだが、特に異常はなかったという。それでも11月1日には自力で立っていることが困難になり、言葉も不明瞭になった。以前はむしろ太り過ぎだったマリスくんだが早いペースで体重が落ち、42キロになっていたのだ。
どうすることもできず胸を痛めたドーンさんは、「このままだときっとこの子は死んでしまう」と心配し思いつめた。
■母親の苦悩
入院してもやはり食べることができないマリスくんを救うため、医師たちは経鼻胃チューブを挿入することを決めた。 「弱る一方の息子を見るのはつらくてたまらない」というドーンさんだが、マリスくんが回復し元気になるまで、まだ時間がかかりそうだ。
日本では新型コロナウイルスの新規感染者が激減しているが、再び感染が拡大し大変な状態になっている国もある。ワクチン接種対象とならない年齢の子供たちを守るためにも、引き続き感染予防に努めるべきだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)