大型建設プロジェクトに携わる巨乳美女 「誰も現場監督と信じてくれない」が悩み
その女性は自分の頑張りによって、「建設業界は男の世界」と決めつける人たちの心を変えたいという。
今、建築業界にもジェンダーレスの動きが徐々に広まってきており、作業服とヘルメット姿できびきびと働く女性の姿を見かけることが増えている。ときには、大型の建設プロジェクトに飛びっきりの美女が監督として現れるなんてことも…?
ちょっとワクワクするアメリカの話題を、『The Sun』『NEW YORK POST』などが報じている。
■母校のアリーナ建設に携わる
建築物としての美しさも高い評価を得ているノースカロライナ州のハイ・ポイント大学において、大型アリーナの建設プロジェクトに携わってきたという、ミシガン州マコーム郡出身のオータム・ウェストフォール(Autumn Westfall)さん。
2人の幼い娘を育てるかたわら、同州の「DCH Enterprises」という塗装会社でプロジェクトマネジャーを務める彼女は、自身が卒業した同大学の塗装部門をDCH社が請け負うことになった際は、大変うれしかったという。
■誰もが振り向く美女
そのアイーナ建設の工事現場に塗装部門の現場監督として現れるオータムさんは、副業でモデルをしているだけあって、誰もが思わず振り向いてしまうほどの美女だ。
おまけにとんだ巨乳で、明るいブロンドの髪を揺らしながら歩く彼女の容姿を「建設現場には似つかわしくない」などと言う人もいる。しかし、ベストの下は黒のシャツにジーンズが基本で、本人はいたって真面目に仕事に取り組んでいるのだった。
■固定観念との闘い
そんなオータムさんが、このほど1万3,100人のフォロワーがいるTikTokにある動画を投稿し、30万もの閲覧数を記録した。
「現場監督だと名乗っても男性陣はまるで信じてくれない」とこぼしたオータムさん。『LinkedIn』(世界最大級のビジネス特化型SNS)の経歴を見て、初めて「本当に監督だったのか」と理解されるような状況で、「かわいいベイビー」などと呼ばれてしまうこともあるそうだ。
過酷な仕事を精一杯こなしても、女性というだけでバカにされてしまうことがとても腹立たしい。「建設業界は男の世界」という固定観念を、自分の頑張りで少しずつでも取りのぞいていきたいという。
■「メイクや髪型が派手だ」
ときには、「メイクや髪型が派手だ」というクレームが入ることもあるという。オータムさんはそれに対し「私自身の気分をアップさせるためにしています。それはパフォーマンスの向上にもつながることですよ」と答えているそうだ。
救いは、子供たちの父親でもあるパートナーのハンターさんが、彼女の立場や仕事への情熱を理解し、育児や家事に熱心に取り組んでくれていること。彼女の家庭は、ジェンダーの固定観念にとらわれていないそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)