コロナ禍で高まり続ける除菌意識 意外に見逃しがちな場所が続々判明
汚いのはトイレだけではない。消毒・除菌や手洗いを、これからもしっかりと続ける必要がある。
新型コロナウイルスの新規感染者数が激減し、少しずつ以前の生活に戻りつつあるが、健康に害を及ぼすのはウイルスだけではない。
実際に思いもよらぬ場所が意外に汚れていることを、シンガポールに拠点を置くメディア『AsiaOne』がまとめて報じている。
■ATMも要注意
どこで誰が触り、自分のもとに回ってきたのか分からないお金は、決してキレイなものとはいえない。それを入れる財布の中も、やはり汚いと考えたほうが良いようだ。
シンガポールのメディア『AsiaOne』は、「調理する人が現金に直接触れる屋台は避けたほうが無難」と報道。さらに「ATMにも菌が多く付着している」とするイギリスの調査結果も紹介した。
キャッシュレス決済の利用が望ましいが、それが無理な場所もある。ATMやお金を触っても安心なように、除菌アイテムを持って出かけたほうが良さそうだ。
■トイレのドアやカートも…
公衆トイレのドアノブにも、菌はたくさんついている。ほとんどの人が用を足した直後は除菌・消毒をせずに素手でドアを開け、手洗い場に行き水道を利用する。つまりその後に同じトイレに入る人たちは、菌がついたノブなどに直接触ってしまうことになる。
またスーパーなど店舗に置かれているカートにも、菌は付着している。アメリカのある大学が付着物を詳しく調べてみたところ、唾液や排泄物が付着していたケースもあったというから恐ろしい。