コロナ感染再拡大で教育現場も混乱? 昼食時の珍規則に保護者らの不満爆発

子供たちの命・健康を守りたい。学校としてもその一心で努力しているが、問題は複雑だ。

■校長の謝罪と方針変更

フィッシャーさん以外にも複数の保護者が学校のやり方に異議を唱えたことから、校長は方針の変更を余儀なくされた。

メディアの取材に応じた校長は「弁当持参のお子さんにも、校内で食べてもらうことにします」と述べ、「保護者が心配するのも当然です」「心より謝罪したい」ともコメントしている。


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■「感染を予防したい」という願い

校長は、新型コロナウイルスの感染拡大が極めて深刻だった昨年から「弁当持参の児童は外で食べること」という指導を続けていたことを公表。「児童と教職員の安全を守るために全力を尽くしている」とも強調した。

日本では今のところ新規感染者の数が激減しているが「第6波は避けられない」という専門家の声もあり、今後も引き続き感染予防が欠かせない。教育現場でも緊張が続くことは必至で、子供を守る立場にある学校は対策に苦慮しそうだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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