太田光が”ポスト田原総一朗”になれる理由 進化した深さとわかりやすさ
太田光の選挙特番での討論は、じつは評価できることを深く分析。ネット保守の偏った炎上。
■太田と田原総一朗氏
特に話題を呼んだのは、れいわ新選組の山本太郎氏との討論。太田は、山本の財政規律を軽視するスタンスについて疑問を呈した。
山本が自国通貨建ての話として金本位制との比較から話し始めると、太田は、「まどろっこしい」「時間がない」として山本の説明を止めたのは、視聴者の批判を浴びる。
しかし、金本位制まで持ち出すのは実際に冗長であり、また、太田が分かりやすい説明を求めるのは、田原総一朗氏を思わせるものだろう。
■太田 vs 山本太郎氏
山本氏は「2020年度には112兆円の新規国債を発行しても国は崩壊していない」、「変動相場制において、日本円という通貨を持っている日本はインフレ率を上限とし、お金を増やせるのは当たり前で世界の常識」と主張した。
どちらの態度が悪いかが問われたが、山本氏のあまりに一方的な断定もあまりよい議論態度とはいえないだろう。しかし、山本氏の主張に、ネット上では拍手喝采。