腹痛訴えた12歳女児が実の兄との子を出産 複雑な家庭環境が浮き彫りに
10代の兄と、幼い妹。そのふたりが関係を持ち、赤ちゃんの親になった。
■ネグレクトを受けた兄妹
この兄と妹は両親にネグレクト(育児放棄)されて育ち、時には虐待に等しい扱いを受けることもあった。両親が子供たちに無関心だったこともあって、兄は10歳の頃から自宅でアダルト動画をたびたび見ていたという。
その影響も受けていたとみられる兄は、「性的同意年齢未満の子供(妹)に対する性行為に及んだ」と認めたとのこと。しかし更生施設などに行くメリットはないと判断され、現在は里親のもとに身を寄せ生活している。
■母になった妹の望み
妹は「同じ年齢の子たちのように普通の生活がしたい」「赤ちゃんには良い人生を送ってほしい」と話しているという。
この件を担当した弁護士は「家庭環境や育児の方法に子供は影響を受けて育つのです」と話し、両親に大きな問題があったと示唆した。兄については、今後30ヶ月は性犯罪者として登録されるという。
実の両親と妹が今どこで暮らしているのか、そして赤ちゃんの世話を誰がしているのかなど、家族の近況に関する詳細は伏せられている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)