美人モデルが刑務官に色仕掛けして母の脱獄が成功 裁判の行方に注目も
モデルの美女と会話が弾み、デレデレしていた刑務官の情けない顔が目に浮かぶ…。
コロンビアの有名なインフルエンサー兼モデルの女性が、美女ならではの方法で母親の脱獄を成功させ、罪に問われている。イギリスの『Mirror』や『The Sun』が報じた。
■元政治家の母親を…
裁判にかけられているのは、コロンビアに住むアイダ・ヴィクトリア・メラノ・マンザネロという21歳のインフルエンサー。フォロワー数が250万人を誇る人気モデルだ。
しかし2019年、政治家だった母親のアイダ・メラノ・レボレド(38)が、選挙の不正投票や汚職、武器の不法所持で投獄され、子供たちに大きなショックを与えていた。
■刑務官は会話に夢中だったか
そこでマンザネロは2019年10月、母親のレボレドを脱獄させることを兄弟とともに計画し、母親を歯科医院に連れて行く日にそれを実行した。ボゴタ刑務所で15年服役するよう命じられた判決から、わずか2週間後のことだった。
監視のため刑務官も同行したが、レボレドが待合室で順番を待っている間、マンザネロは刑務官をその部屋の外に連れ出して親しげに会話。ときに色仕掛けで、気を逸らすことに成功した。
■ベネズエラへ逃亡
レボレドは事前にロープが入ったリュックサックを渡されており、それを伝って大胆にも3階の待合室の窓から地上へと降りた。
その後、レボレドは用意されていた自転車を走らせ、隣国のベネズエラへ逃亡。だが、インターポール(国際刑事警察機構)の協力で2020年1月に身柄を取り押さえられ、戻されたコロンビアで再び裁判にかけられた。
その後、マンザネロら子供たちが脱獄ほう助の容疑で起訴され、彼らに協力した歯科医のハビエル・セリー・バラハスも逮捕された。
■容疑者らは無罪を主張
裁判の行方が長らく注目されていたが、先月26日にそれはついに始まった。子供たちとハビエルの3人は一貫して無実を主張しているが、有罪判決が下された場合はかなり長期の服役となることが予想されている。
翌日の27日、マンザネロは自身のインスタグラムで「有罪なら私は21年間も刑務所で過ごすことになるかもしれない。でも日々の幸せを大切にして生きていきたい。人生いつ何が起こるか分からないので、皆さんも1日1日を幸せに過ごしてください」と語った。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)