千原せいじ、日本の格差に危機感 「韓国のこと心配してる場合ちゃう」
『イカゲーム』が表す韓国の格差に対し、千原せいじが「韓国のこと心配してる場合ちゃうで」と日本の経済状況を憂いた。
30日放送の『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送テレビ)に、千原兄弟の千原せいじが出演。日本国内の格差に危機感をにじませた。
■『イカゲーム』が示す韓国の格差
番組はこの日、Netflixで配信されている韓国ドラマ『イカゲーム』の大ヒットに迫った。同ドラマは借金を抱えた者や失業者が一攫千金を狙うストーリーで、世界90カ国以上で視聴ランキング1位を獲得したネトフリ史上最大のヒット作。
他方、現在の韓国では若者の失業が深刻で、ドラマさながらの超格差社会が到来しているとVTRは紹介する。
これに対し、せいじは事前質問で「韓国経済には興味ないです」としながら、「日本も格差が広がっていてひどい状態で 韓国のことは他人事ではないのではないでしょうか?」との疑問を寄せた。
■日本経済の長期低迷に…
スタジオでその真意を問われると、せいじは「日本自体のほうが心配で…。韓国のこと心配してる場合ちゃうで日本人と思て」とコメント。他国よりも、自国の現状を気にするべきだと提起する。
その後も続けて、「給料とかもずっと上がってないでしょ? 20年なんにも上がってないって… 先進国で日本だけでしょ?」と指摘。長期に及ぶ日本経済の停滞や賃金の推移に危機感を募らせた。