古市憲寿氏、最高裁判所裁判官の国民審査に言及 注目のポイントとは…
古市憲寿氏、最高裁判所裁判官の国民審査の注目ポイントは「夫婦別姓」や「一票の格差」と語った。
30日に放送された『中居正広のニュースな会』に社会学者・古市憲寿氏が出演。翌日31日に行われる衆議院選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査について注目ポイントを語った。
■中居も「わからない」
選挙についての話題で話を振られた古市氏は、「最高裁裁判官の国民審査もあるじゃないですか。よくわからなくてマルバツつけられない人多いと思うんですけど…」と新たなトピックを提示。
するとMCの中居正広も「あれは…わかんないです。結局なにもつけないで…」と白紙で提出したことを明かす。続けて、「勉強もなにも、名前が書いてあって、どの人が嫌ってことですよね? それにマルって…」とハードルの高さを感じていることをあらわにした。
■古市氏の注目ポイントは
投票の難しさを明かした中居に対し、古市氏は「あれ難しいんですけど、今回はトピックスがあって、『一票の格差』『夫婦別姓』に関してOKとなのかダメなのか結構別れていて…」と注目ポイントをあげる。
さらに「それを事前に調べて、バツつけたりが今回はできるのかな」と話した。
■国民審査の対象は11人
最高裁判所裁判官の国民審査は、普通の選挙と違って誰をやめさせるかを選ぶ審査となっている。白紙で出した場合は「信任」となる点に注意が必要だ。
今回、国民審査の対象となる裁判官は11人。古市氏が上げた「夫婦別姓」について違憲とするのは3人、「一票の格差」について違憲と考えるのは2人、条件付き合憲と考えるのは1人となっている。
そのほかにも「戸籍の性別変更に手術必要」など近年注目度が高い項目もある。
こういった情報のとっかかりがあることで、調べやすくもなるだろう。衆議院の議員を決調べるのはもちろんだが、国民審査のことも頭の片隅に入れておきたい。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)