「スペードのエースだけ派手な理由」にチコちゃんが迫る 税金との関わりが…
『チコちゃんに叱られる』でトランプのスペードのエースが特徴的なデザインである理由を解説。今ではメーカーの顔とも言われるが、その原点は…。
29日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「スペードのエースだけ大きくて派手なのはなぜ?」が注目を集めている。
■「脱税のため」
トランプのエース4種類の中でもスペードだけは特別仕様になっていることが多い。チコちゃんによるとこれは「脱税を防ぐため」であるという。
スペードのエースが特別仕様になったきっかけは、18世紀頃のイギリスは、度重なるフランスとの戦争での財政難がきっかけのようだ。国が財政確保するためにトランプ税が課されることになった。
■違法ギャンブルが流行
トランプは、14世紀にアジアで誕生しヨーロッパで広まったとされている。18世紀のイギリス国内では、トランプを使った違法ギャンブルが流行し、トランプが飛ぶように売れるようになった。
そこでイギリスは、トランプに高い税金を課すことで税収アップだけでなく、違法ギャンブルも減ると考えた。トランプ税を納めるのは、トランプを販売するメーカーで、税金を納めた証明として、スペードのエースに押印される。
スペードのエースである理由は、カードを裁断した後にカードを揃えるとスペードのエースが1番上になりやすかったからだという。