会費100万円払った男性がマッチングサイトを提訴 「登録女性ユーザー少ない」
マッチングサイトの利用に、意外な落とし穴が? 登録サイトを訴えた男性が、それまでに支払った金額は…。
アメリカの29歳の男性が、使用しているマッチングサイトに対して訴訟を起こしたという。『firstpost』『Inside Edition』などの海外メディアが報じている。
■「女性が少ない」と不満
アメリカ・コロラド州に住む29歳のイアン・クロスさんは、自身が登録していたマッチングサイト『Denver Dating Co.』を相手取り、損害賠償を求めて訴えを起こした。
イアンさんは同年代の女性との出会いを求めており、有料登録の際に担当スタッフから「25歳から35歳の独身女性がとても多い」と説明を受けていたにも関わらず、実際にはごく少数のアクティブなユーザーしかいなかったと主張している。
■運営会社は返金に応じず
訴状によると、イアンさんは有料会員登録を行い、9,709ドル(日本円で約106万円)をサイトに支払った。しかし女性のプロフィールを調べていくうちに、ウェブサイト上に18歳から35歳までの女性はたった5人しかいないことを発見した。
マッチングサービスの運営会社にこのことを訴えると「その問題に取り組んでいる」と返答があったが、しばらくして連絡が取れなくなったという。運営会社に手紙で返金を求めるも音沙汰はなく、訴訟を起こすことを決めたそうだ。
■100万円あれば豪華なデートが…
このニュースに対し、海外のSNSには「1万ドル払って5人しかいなかったらさすがにこうなる」「豪華なデートが20回はできたね」「運営会社が悪質すぎる」と、イアンさんに同情的なコメントが多く寄せられた。
他にも「このサービスはサクラを使っていないだけ正直と言える」「むしろサクラを使わないと利用料が高くついちゃうのか…」と、女性登録者数があまりにも少ないマッチングサービスへのコメントもある。
■アプリでの出会いはアリ?
新型コロナウイルスの影響で会社の飲み会や合コンなどが大幅に減り、マッチングサービスは今や異性との出会いの場としてすっかり定着した印象もある。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女384名を対象に調査したところ、「マッチングアプリでの出会いに偏見がある」と答えたのは、全体の37.5%という結果になった。
「ネット上で出会うのは危険」という考え方は徐々に時代遅れとなりつつあるようだが、運営している会社も含めたマッチングサービス全体に対する信用度は、あまり高くないのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)