兄が妹に性的虐待… 知りながら放置した母親に実刑判決の可能性
子供を守るべき母親が、むごい虐待を放置。娘が負った心の傷はいかばかりか…。
幼い娘がつらく苦しい目にあっていると知りながら、それを放置していた母親。その結果、虐待者であった兄だけでなく母親も起訴されたことを、『CNA』『AsiaOne』などアジアのメディアが報じた。
■始まった性的虐待
シンガポールで暮らす現在43歳の女には、真っ黒な過去がある。何人かの子供がいるが、2010年頃から息子が娘に手を出していることを知っていながら放置していたのだった。
当時まだ幼かった娘は8歳年上の兄におもちゃにされ、不安なく過ごせるはずの子供時代を台無しにされた。
■放置した母親
息子から娘への性的虐待はどんどんエスカレートし、2017年には性行為も強いるように。そのような虐待が3ヶ月ほど続いたが、女はすべてを知りつつ娘を救おうとはしなかった。
このとき息子の年齢は20歳。娘はまだ12歳の幼さだったこともあり、おぞましい行為を続ける兄から逃げ出すことはできなかった。