ダイソーで「意味深」なラベルを発見 その正体が素晴らしすぎると話題に

ダイソーで発見したカラーラベル。パッケージに記された「意味深なフレーズ」に称賛の声が相次いでいるのだ。

改めて言うことでもないが、人間にはそれぞれの視点が存在し、自分が見えているものが、他者にもそっくりそのまま見えているワケではない。

現在ツイッター上では、そうした背景から生じる齟齬を埋めるべく、ダイソー(DAISO)が展開している商品が話題となっているのだ。


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■「誰でも見やすい」が重要

注目を集めているのは「誰でも見やすい色分けラベル」なる商品。

誰でも見やすい色分けラベル

一見すると「あお」「あか」「きいろ」といった定番色が採用された通常のラベルにしか思えないのが、商品名にもある「誰でも見やすい」というのが最大の特徴となっているのだ。

色覚は、色を感じる「視細胞の種類」によって決まり、視細胞には赤色、緑色、青色があり、いずれかに異常があった場合、赤色と緑色、青色と黄色が同じように見えてしまう…といった事象が起こってしまう。

誰でも見やすい色分けラベル

こうした「先天色覚異常」の持ち主は日本人男性の20人に1人(5%)、日本人女性の500人に1人(0.2%)といわれており、決して少なすぎる数ではない。

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■ユニバーサルカラーという存在

そこで、色の見え方が一般とは異なる人々にも情報がしっかり伝わるよう、色使いに配慮したものが、いわゆる「カラーユニバーサルデザイン」や「カラーバリアフリー」である。

誰でも見やすい色分けラベル

ダイソーのこちらの商品パッケージにも「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット」「色覚の個人差を問わず、より多くの人に見分けやすい配色のシールです」と、その主旨がハッキリ明記されているのだ。

同商品の詳細を受け、ツイッター上には「ダイソー、流石だな」「講義でこのラベル使うようにしよう」「息子のために買おうと思います」といった反響の声が多数上がっている。

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■商品誕生の経緯を聞くと…