強迫性障害の特性を生かしビジネスに 有名人も顧客にした少年の活躍に注目集まる

悩みを生かし、自立に向け歩み始めた少年。目標ができたことを、家族はとても喜んでいる。

■有名人も顧客に

少年がカーケアの仕事をするようになり、すでに2年。その方法については自分で調べて身につけ、宣伝に使うチラシのデザインも自ら考え作り上げた。

SNSで少年を知った多くの人が仕事を依頼するようになったというが、その中にはサッカー選手を含む有名人も。ピカピカに仕上げる少年のスキルに頼る人は、増える一方だ。

なお少年はまだ学校に通っているが、いつかは立派なカーケア企業を立ち上げ、全国規模にする夢があるという。家族も「誇りに思います」「応援してあげたい」と話しており、少年の活躍を見守っている。


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■心配する声も…

自分では、コントロールが難しい強迫性障害。その特性を生かす少年にメディアは注目しているが、強迫性障害を知る人からは「どれだけきれいにしても満足できないのがOCD」「本当は心身ともに疲れ切っているのではないか」と心配する声も上がっている。

病気については、認知行動療法や薬による治療があるという。少年の治療がどの程度進んでいるのかは不明だが、症状が軽減し気持ちが楽になることを、誰よりも本人が願っているに違いない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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