小籔千豊、コロナ禍の痛ましい事件に言及 「セーフティネットの情報を」
コロナ禍で生活が困窮した末に起こった痛ましい事件について知った小籔千豊。「子供の貧困なくなれ」と訴える。
お笑いタレント・小籔千豊が26日、インスタグラムのストーリーズを更新。生活が困窮した末に、母親に依頼されて殺害したとして嘱託殺人罪に問われた被告男性について意見をつづった。
■情報を知っておく大切さ
報道によれば、被告は中学生の頃に両親が離婚した後、弟と共に家計を支えていたものの、コロナ禍の影響で勤務先を解雇されて生活に困窮。病気の母親から自分を殺してほしいと頼まれて手をかけ、自ら110番通報したという。
被告が生活保護や失業保険といった支援制度について知らなかったことがネット上でも注目を集めたが、小籔は報道した記事を引用して「このニュースみて生活保護やひとり親のセーフティネットの情報を知っておく大切さ 養育費の大切さ改めて感じたよ」と記した。
さらに、「あとひとつ 僕の願い」と続けると、「子供の貧困なくなれー」と訴えている。
■前日には期日前投票
小籔は25日に投稿したストーリーズでも、今月31日投開票の衆院選の期日前投票を行ったことを明かし、「失業保険 生活保護について調べておこう ひとり親のご家庭への支援みたいなのも調べておこう 別れた旦那は養育費は払おう」と記していた。
■厚労省が呼びかけ
コロナ禍の影響による休業や失業で生活資金で悩んでいる人に向けては、生活保護制度のほか、必要な生活費の貸付を行う緊急小口資金や総合支援資金、雇用保険の基本手当、求職者支援訓練などの制度があり、厚生労働省では、各種窓口やハローワークに相談するよう呼びかけている。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)