壮絶な出産で新生児を亡くした両親が経緯公表 「まるでホラー映画だった」
ようやく生まれたものの、赤ちゃんはぐったりしたまま。頭には傷がいくつもできていた。
■頭にケガを負っていた赤ちゃん
どうにか出てきた赤ちゃんだが状態は極めて悪く、頭のてっぺんを含むあちこちに傷やアザができていたという。すぐに別室に運ばれ治療を受けることになったが、そこでは十分な対処ができなかった。
そこで赤ちゃんは別の病院に送られたが、状態を確認した医師たちは頭蓋骨が折れている可能性を危惧。救おうと手を尽くしたものの、5月11日に息を引き取ってしまった。
■真相を知りたいと願う両親
赤ちゃんを失った女性とそのパートナーはショックがひどく、「あたかもホラー映画のような出産でした」「一生忘れることはできません」と話している。
また2人は「赤ちゃんが死んだのは鉗子で無理に引っ張られたせい」と考えており、真実を知るために法的措置も検討しているという。
この件については検視官たちが調査を進めているが、死因はまだ伏せられている。赤ちゃんと始める新生活を楽しみにしていた両親は、分娩室で味わった恐怖と赤ちゃんの死から立ち直れないままだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)