結婚式直前に洪水発生 移動に困ったカップルが超大型鍋に乗って式場へ

親切な人たちの気遣いもあり、カップルはなんとか結婚式を挙げることができた。

結婚式

結婚式を挙げ、夫婦になりたいと願ったカップル。天候によるトラブルで途方に暮れていたところ、寺院で働く人々の善意に救われた。2人がゴールインした日の様子などについて、『New York Post』『Washington Post』などアメリカのメディアが報じている。


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■あるカップルの出会いと婚約

インドで清掃員として働く男性(26)が、昨年後半に看護助手として働く女性(22)と知り合い意気投合した。

ふたりはいつしかお互いを意識するようになり、今年2月に交際を開始。身分の違いもあって女性側の親族には大反対されたが、「一緒にいたい」と願うふたりは交際を続け、結婚を決意した。

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■洪水が起こりピンチ

しかし結婚式が迫ったころインド南部で大雨が降り、地すべりや洪水が発生。町中に水があふれ、式の会場に移動することは極めて難しい状態になった。

カップルは船で移動することも考えたが、使える物がなかなか見つからず困っていたところ、寺院で働く人たちが「巨大な鍋を手配してあげよう」と申し出た。

「こうなったら、鍋に乗って行くしかない」。そう考えたふたりは結婚衣装を着てそれに乗り、会場を目指すことにした。

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■新郎の父は泳いで会場へ