充電しながら使用したスマホが爆発 オンライン授業中に11歳男児が死亡
勉強中に、いきなり爆発したスマートフォン。火はあっという間に男児の服に燃え移った。
自宅でスマートフォンを使い学習していた小学生が、重傷を負い死亡した。悲惨な事故が起こった経緯について、『Tuoi Tre News』『The Sun』などの海外メディアが報じている。
■命を守るためのオンライン授業
ベトナムにある小学校が、新型コロナウイルスの感染拡大を予防する目的で休校措置をとった。そのため児童たちは自宅でオンライン授業を受けていたが、数週間前にようやく通常の対面授業が再開。それでも「週に1日はオンライン授業」という形を続け、児童・教職員の感染予防に努めていたという。
先日、その学校に籍を置く5年生の男児(11)がいつものようにスマートフォンを取り出し、自宅から授業に参加した。このとき、スマートフォンは充電を続けた状態だったという。
■スマホがいきなり爆発
男児が熱心に勉強していたところ、午後4時頃にスマートフォンがいきなり爆発。男児が着ていた服に火が燃え移った。
爆発音を聞いた隣人たちがあわてて様子を見に行き、男児を発見。すぐに病院に運んだが重傷を負っており、その日のうちに息を引き取った。
爆発したとき男児の家族がどこにいたのか、また爆発したスマートフォンや充電器が学校から支給されたものだったのかなど、詳しいことは報じられていない。