DV被害から救い求めた女性の写真を警察が公開 「危険にさらした」と批判噴出
困っていた女性の顔、そして車の写真までSNSに…。多くの人々が、その捜査方法について警察に憤っている。
■無事に発見された女性
SNSでの写真・情報公開からしばらくたったあと、警察は女性の無事を確認することに成功した。
そこでSNSを再び更新し「この人物の居場所が分かりました」「無事でした」「みなさんの援助に感謝いたします」「この投稿はまもなく削除します」と投稿している。
■批判の声が続々
女性が生きて発見されたことは幸いだったが、多くの人たちが警察の捜査方法を痛烈に批判している。
容疑者に関する情報を集める目的でSNSを利用することは珍しくないが、この女性は被害者で、しかも「救いを求めた」という事実を男に知られるのを恐れていた。にもかかわらず、警察は誰もが閲覧できるSNSで女性の写真を公開したからだ。
SNSには「女性はバレないように救いを求めたというのに、警察がバラしてどうする?」「女性がボコボコにされて殺されたらどうする気?」「車の写真だけ公開し『店で窃盗事件が起きた』『車の持ち主に話を聞きたい』と“嘘も方便”で書けばよかったんじゃ?」といったコメントがあふれている。
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(文/Sirabee編集部・マローン 小原)