3児の母が夫以外の男性にキスを拒まれ… 逆上の果てに殺害容疑で逮捕
夫と子供がいるにもかかわらず、恋人がいる男性に迫った女。拒絶されるとは思っていなかったようだ。
まだ既婚者であるにもかかわらず、別の男性に堂々と「キスして」とおねだりした3児の母親。それを受け入れられず腹を立て、相手の男性を殺害していたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが報じた。
■カップルと暮らし始めた女
アメリカ・イリノイ州で暮らす女(28)には、3人の子と夫がいる。しかし結婚生活が破綻したことから、女とその夫は婚姻関係を維持したまま別居を開始。
女は最近になってジェームズ・ジョーンズさん(29)とその恋人が暮らすアパートに移り、そちらで暮らすようになっていたという。
この3人はずいぶん親しかったらしく、数日前にも一緒に酒を飲みくつろいでいたとのこと。そのとき女はジェームズさんにすり寄り、恋人が見ている前で「キスして」と甘え始めた。
■「キスして」とねだったが…
恋人がいるジェームズさんは女の望みを受け入れず、恋人の唇にキスした。これを見た女は激しく嫉妬し「いやよ、私にキスしてちょうだい」と再び要求したが、またしても断られたため逆上した。
そしてとっさにジェームズさんの銃を取り、その銃口をジェームズさんに向けたという。
■殺人事件に発展
あわてたジェームズさんは女の腕を払い銃口を逸らせたが、女は再び腕を上げて発砲した。胸部を撃たれたジェームズさんは致命傷を負い、そのまま息を引き取ったという。
ジェームズさんの恋人は、ひどいショックを受けながらも通報。すぐに警官隊が現場に駆けつけ、ジェームズさんの遺体と殺害に用いられた銃を発見した。
逮捕された女は「確かに私がやった」と話しているが、カップルと知り合った経緯や関係など、詳細は明かされていない。
■関係者も詳細は知らず?
別居中とはいえ夫もおり、子供たちの世話も任されていたという女。しかし事件を起こした日に子供たちがどこにいたのかも含め、不明な点はまだ多い。
家族・関係者たちさえ、女の行動について完全には把握していなかった可能性が高く、女の弁護士は「彼女がカップルと同居していたという事実はない」「デス・プレーンズにある実家で暮らしていたのですから」と話しているという。
女の暴走によって子供を含む多くの人たちの心が傷つけられたわけだが、なかでも殺人現場に居合わせたジェームズさんの恋人の傷は深いだろう。そちらの現状やコメントも、今のところ発表されていない。
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(文/Sirabee編集部・マローン 小原)